ささいなこ

短歌や詩、日常のささいな物語を綴ります。

「変化球」

パシっ パシっ

思い出のボールを交わす

「ちっとも変わってないね」

だから私は嬉しくって

おもいっきり あなたに

ある日の記念ボールを投げた

 

パシっ

「本当に君はちっとも変わってないや」

フッと笑った あなたの横顔

 

ポト ポトトン

あの時と同じ横顔と あなたの変化球は

私は未だ うけとれなかったf:id:tsutsu5:20190522094201j:image