ささいなこ

短歌や詩、日常のささいな物語を綴ります。

噛み砕いて話して そのままだとわたしあなたの言葉呑み込めないから

キッチンの灯り 蛍光と暖 色の虚しさ

ここにいても どうしても苦しいがあって悲しいも居て

悲しかったです しんどかったです 改めて言えなくなったわたしはどうなの?

どこにもいけないと分かっていた ほんとに起きてパニックで死ぬ

どうこうしても知らなかったんだから フラッシュバックのように苦しい

ぜんぶ他人事全部ぜんぶ悲しいことぜんぶしんどいこと

最悪だと思えば思うほどに コンタクトレンズの個数がズレる

この人と最後の恋をしようと 決めた時ずっと積もってた雪は溶ける

あってるのかな これ検査しないと不安がとれないこびりついてる

ずーんどこずーんどこどこに行くの わたしはどこにもいけない沼人

どうして集まったのか分かりますか 答えることができませんね、それでは解散

堂々としてりゃあ堂々としてる人が寄ってくるなぁそう思わずにはいられない渋谷自販機前

うんとこいっている間 ここの間にネギと鴨をぶっこむ12時

後悔しているんだろうと隣りにいるわたしがワタシに言う そりゃしてるよ

悲しいっていいたいのに ずっとわたしは大丈夫だよと

もうこれくらいでいいんじゃないかと きりのない考え脳の破裂

ダンボールをつくる お疲れ様でした良いお年をの声遠く

埋もれる場所がないなんて春 夜はどこだ

わたしからなんでもするんだったら 死んだほうがマシだきっと

誰にもわからないように誰にも知られないように化粧ボックスに白粉隠す

ピンク色の塊だったもの 焼いても消えないのは歯の詰物だからです

たいそう偉いのでしょうね 死んだらみんな灰なのに

名前書いてしまったから そうなってしまったの選んだ死人のすべて

簪を刺す仕草 どことなくお刺し身

持論で済ませないでください もし次したらわたしら破局ね

だいたい私が選択した全て もう訳がわかんないから

ああもうどうしたらいいの 叫んでいます ああのやまびこ

見えていなかったじゃすまされないのよ 命を切ってしまうのですから

大層幸せなのでしょうね それに比べて私は不が付き