ささいなこ

短歌や詩、日常のささいな物語を綴ります。

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

何人目

はろー何人目ですか わたしの知らないわたしたち

どこかのだれかさん

どこかのだれかさん 哀しいけど さようなら これだけははっきりと晴れた青空のようにしておこうね わたしたち そんな目でみないでね ここにあった気持ちに嘘はなかったから 「またの機会にしておこう」って いつだったかな 言ったけど わたしたちの間にそん…

ふしぎ現象

金曜日の夜からふしぎ現象 さんよんご

行方

10言った言葉が消えていく その言葉の行方

わたしのせい

これはあなたのせいじゃないし 誰のせいでもない わたしひとりのせい だと信じたい いくつもの言い訳を 探して 考えて 何処かにいってしまったわたし これはあくまであなたのせいでも 誰かのせいでも わたしのせい だと信じている いまひとつだけの 手さぐり…

二十代後半

横殴りの雨にあたり ひとり静々と泣く二十代後半 夜の九時

午後

“ただ会いたい”訳じゃないのよ 午後4時42分

正直もの

正直に話せるなんて 思ってもみなかった こんなにも 正直になれる人や場所があるだなんて 幼きころよ 大人になってから正直になれる場所は 自分で探せば いくつもあるよ

これまでのこれから

これまでの色々は水に流して これからの色々をためよう

ぷんと

ぷんと刺すのよ 決まりきらない物語にさよならの花

多重人格

通り過ぎたら最後ですか いいえ また手を振って会いに行きます

記憶の魚

鮮明に泳ぐ記憶の魚 深海1609m

化粧水

なみだは化粧水です 悩める少女よ

こわいできごとが あたりまえにわたしをおそっていることを しっていますか、 しりませんか。 めにみえて みえないものは しっていますし、 しりません。

奇妙な金曜日

奇妙なできごと 知らない人と会う 話をする 笑う 食べる 時間共有 奇妙なできごと さっきまで知らなかった人 時間はいつしか 誰よりも知っている人

わたしとあなたの、

どれだけの言葉が 世界中に飛び交っても わたしは わたしと 大切な人を信じるのだ わたしとあなたの 確かに身体で鳴っている 心臓の音を聴きながら

キアソビ

轟き 桃の木 山椒の木 こんにちはモト冬樹

音とパルプ

何か大きな音が パンッと鳴って 弾けた 何かのパルプが ドクドク鳴りはじめた

記憶

刹那に忘れませんか いっせーの 先月の泥酔事件

8/9

額に流れる汗に 思い出すあなたの身体

社会から

遠くで鳴っている わたしの声 近くで叫んでいる もう一人のわたしの声 隣にトン トントントン 誰ですか わたし

だれかとわたし

だれかになるって容易いこと わたしになるって難易なこと

もし明日来ないならの話

もし明日が来ないとしたら 私はどうするって? 来ない明日を来ることを願いながら 髪の毛を全部剃って 来ない明日 まんまるなその姿に 君が笑う姿を思い浮かべるよ

beyond

理解できないことだらけ 無理に理解ってしなくても その場にいて 理解できない空気を吸ってみたらいいんじゃないかな 吐いた息はもやもやしているけどね

「ずっと遠い」

ずっと遠い空は 変わらずにずっと遠く むしろその空は 知りも知らない色をしていた

音楽氏

ふざけた言葉で 世間の暗さまでかき消そうや まだ102曲しかない プレイリスト

「あのね、人生は繰り返し」

昨日 起きました 今日 起きました 昨日 寝ました 今日 寝ました 今日 起きれません 明日 起きれません 明日 寝れません 明後日 寝れません …………。 あのね、人生は繰り返し 今日あれば 明日もある そうやって日常は繰り返されるけれど わたしの人生は 今日な…

明日の

「じゃあ、またね。」ってきっと明日を迎える魔法の言葉

誇り

卒業の背中に 限りない思い出といくつもの未来