ささいなこ

短歌や詩、日常のささいな物語を綴ります。

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

あなたじゃないあなたじゃない でもあなたでもない

どうしようもない悲しみはどこに投げればいいのだろう

ううんううんてぃんくるんくるんううんううんてぃんくるんくるん電車が止まって泣いている

守るものはありません そう言ったあなたは誰が守ってるの あなたは誰に守られてるの

暗くなったな その言葉は暗いのですか明るいのですか

電車の角に座ってた 私そこにいたんでしょうか

会えないあなたのぶんまで生きようとしても生きれないほどの悲しみが押し寄せてきたら 今のわたしにどう生きろと言うの

いつもと同じように目が覚めて いつもと同じように電車に乗って お疲れさまですって言うたらあく扉が開かんかったら私はこの世界にひとりぼっちで取り残されるんやろか 明日開ける扉にみんなおらんかったらどうしたらいいんやろ

誰に何も言えずに消えてしまうのはいややけど誰もいない場所で何も言えないおわりはもっといや このままおわるのはいや おわってしまうのはいや 誰かに何か言って居続けたい

そこを曲がったら何がありましたか 特にこれといったことやものはなかったです それだけで十分です なので 隣にいたあなたにそれを伝えようと思います

胴口の資格

どうにもこうにもなりません 胴を曲げました 無理 口を締めました 息できん ならず者のままでいいのでしょうか 私にしかできないことがこの世界にあるんでしょうか 胃が痛くなったらどうしたらいいんですか 横になりますか 胴を曲げますか だから無理です 息…

正直なままでいいの このまま終わらす訳にはいかないです

落涙

上をみて歩いても何も落ちてこないから せめてあなたの姿を脳裏に落とし込もうと 眺める空の青さに眼が悼む 挨拶もせずお別れ それでいいです今はいいです せめて天上に手を振ってさようならバイバイ

なんて事のない生活のなかにいくつもの悲しみ

それは大きな枠組みで分かれていて 周りの人からそんなこたぁないという 私はその枠組みがしっかりとみえる 2つにぱっきりと分かれているそれが接点のない人と人とをつなげる効果もある 私はなにをみているのか 本当はいない場所とそれに関わることのなかっ…

今日は続く いやでも続く

受け止められない悲しき日々に 潤んだ水を飲んで落ち着く

せまいせまい ここまで来たのに会ってしもうた

階段を1段2段と上がるように人の心に入っていいのか

忙しいんやろか もう20時40分

落ちたときにあげる運動方程式に反する行為

もうずっと住宅展示場みたいな疲れた体