ささいなこ

短歌や詩、日常のささいな物語を綴ります。

思い出

嘘をついた日の夜
なんだかとっても気持ち良かった
君にいった思い出なんかぜんぶ
消えやしないんだ どこまで行っても
あなたの背中越しに見た 日の光
今もどこかで あの日が生きていたとしたら

抱きついた風景さえも 全て消えていくのなら
そうなんだって 笑顔で言わなかったら変わっていたのかな
かっこつけていた君の言葉に ぶら下がってとなり座れるなら
いや良いよって 怒っていえば良かったのかな
気持ちがいいねって哀しみの泥を塗り合うのなら
愛してよって 大きな声で叫べばいいのかな

もう分かんないからさ君に
これまで無かったデタラメ全部 まとめて吐き出すね