ささいなこ

短歌や詩、日常のささいな物語を綴ります。

なにかと生きるわたし/戻らぬあなたへ

影だって生きてる わたしの生きてるうちは

波だってたつ わたしの立っている間

声だって響く わたしの声がする場所へいれば

触れ合えさえする 私の居る現実では

なので悲しんだりする

生きて立ち 声をあげる場所または現実の境で

出迎えても戻らぬあなた 時々想う