蒸す色は止められませんからせめてもの心配 どうか肺に貯めこまないで
「もうきっと遅いだろう」と何度も言い 「遅かった」とあの人は言った 芯の切れたシャーペンを何度もノックし 書いてもない便箋に消しゴムの跡を残す書き表せたのか この悲しみは 残るのは消しゴムのカスと跡と崩れて詰まった使えんシャーペン それと父であ…
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