ささいなこ

短歌や詩、日常のささいな物語を綴ります。

2020-01-01から1年間の記事一覧

そこを曲がったら何がありましたか 特にこれといったことやものはなかったです それだけで十分です なので 隣にいたあなたにそれを伝えようと思います

胴口の資格

どうにもこうにもなりません 胴を曲げました 無理 口を締めました 息できん ならず者のままでいいのでしょうか 私にしかできないことがこの世界にあるんでしょうか 胃が痛くなったらどうしたらいいんですか 横になりますか 胴を曲げますか だから無理です 息…

正直なままでいいの このまま終わらす訳にはいかないです

落涙

上をみて歩いても何も落ちてこないから せめてあなたの姿を脳裏に落とし込もうと 眺める空の青さに眼が悼む 挨拶もせずお別れ それでいいです今はいいです せめて天上に手を振ってさようならバイバイ

なんて事のない生活のなかにいくつもの悲しみ

それは大きな枠組みで分かれていて 周りの人からそんなこたぁないという 私はその枠組みがしっかりとみえる 2つにぱっきりと分かれているそれが接点のない人と人とをつなげる効果もある 私はなにをみているのか 本当はいない場所とそれに関わることのなかっ…

今日は続く いやでも続く

受け止められない悲しき日々に 潤んだ水を飲んで落ち着く

せまいせまい ここまで来たのに会ってしもうた

階段を1段2段と上がるように人の心に入っていいのか

忙しいんやろか もう20時40分

落ちたときにあげる運動方程式に反する行為

もうずっと住宅展示場みたいな疲れた体

どうやったって その人にしか分からないことがあって それを見た私が理解する限界はあって もういいんじゃないかな 大きな理由なんて分からないからこそそうなったんだよ

息をするように確認してください必ず

学校のトロフィーの並びに懐かしいおばあちゃんの家の香り

希望を握りしめたと開いた手のひらの中は砂利

勘違いでもいいんじゃないかな 君と笑っていることさえできるなら

私はずっと傷つきやすいし今でも傷ついている そこに切ったレモンなんて擦り付けたら死んでしまうんじゃないかな

「タイトル」がそこにあるなら 君もそこにいるはずなんだ

誰もその人を好きで待っているんじゃないの 前に何かしらの関係があったから少し含んだ意味合いをのせて待っているだけなの そしたら分かったの ずっと待ち続けるってすごく自分を傷つかせる行動なんだってことをね

大きな失敗のあとの酸っぱいレモン

右手にナイフ左手にバター 美味しいトースト召し上がれ

堂々とあれ されど通れんこの道は

勝手に生きていこうとする愚か者 そうでありたい私の願望

地面の穴に足を入れたらそこは世界の終わりでした

あなたの事が少しわかった気がする 人はどこまでも不自然体で悲しみと怒りを隠し持って生きてるということ

おもろい大人になるようにムダに笑って泣いてみる

蒸す色は止められませんからせめてもの心配 どうか肺に貯めこまないで

「もうきっと遅いだろう」と何度も言い 「遅かった」とあの人は言った 芯の切れたシャーペンを何度もノックし 書いてもない便箋に消しゴムの跡を残す書き表せたのか この悲しみは 残るのは消しゴムのカスと跡と崩れて詰まった使えんシャーペン それと父であ…